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2019.05.31 ブログ 

東福寺の塔頭紹介⑤ 龍吟庵

こんにちわ!

まだまだ立て続け投稿は続きます('ω')

今回は「龍吟庵」さんです!
こちらは東福寺の境内にあります。
塔頭寺院の中で第一位に位置づけられている寺院で、応仁の乱以前に造られた方丈は日本最古の方丈建築として名高く、国宝に指定されています。境内にある3つの庭は共に作庭家の重森三玲氏によって造園されたものであり、京都屈指の名園として有名です。通常は非公開で、毎年秋に特別公開が行われます。
庭園は方丈の東・西・南の3か所に位置しており、それぞれ不離の庭・龍の庭・無の庭と名付けられています。
南に位置する無の庭はただ白砂が平らにひかれているだけの庭です。何もない庭だからこそ、庭の外に見える紅葉がいっそう美しく感じられます。庭を囲む稲妻の模様が施された竹垣が唯一の装飾です。
西にある龍の庭は、黒砂が黒雲を、白砂が海を表わしています。その間に置かれた石柱が龍です。竹垣には、斬新なデザインが施されています。
東にある不離の庭は、黒砂が敷き詰められた上に石が点在している意匠です。中央の横石が開山者、無関普門を表わしているといわれています。

通常は拝観できませんが、紅葉時期に通天橋だけでなくぜひ行ってみてくださいね🎶
写真は龍の庭です❕❕❕